学費負担の現状

熊本県における学費負担の現状

 

奨学金のための「奨学生1億円募金」がピンチ・・・

今年始まった「高校無償化」の影響なのか、私たちの「奨学生1億円募金」の募金額が大幅に落ち込んでいます。昨年345万円集まった募金が今年はまだ50万円ほど。昨年は学費滞納で、新旧・卒業が危なかった24名に奨学金を貸し出すことができましたが、このままでは、今年は・・・。「高校無償化なら、奨学金の必要性はなくなったのでは?」と誤解されているようです。今年も私立高校では、施設設備費のほか保護者の所得によっては授業料もそのまま負担しています。今回の無償化で、私立と公立の学費負担の格差は縮まるどころか、逆に拡大しているのです。公的支援を受けることができない厳しい状況下の生徒たちも増加しています。奨学金の必要性はますます高まっています。今後とも募金へのご理解・ご協力をお願いします。

 

~熊本県における高校の学費負担の現状の一端を紹介します。~

 

2010年就学支援金制度における学費負担

熊本県での現行制度の学費一覧・就学支援金による保護者負担の割合(熊本私教連 2010年9月15日作成) 

世帯区分学費一覧金額生活保護世帯~250万円~350万円350万以上
構成比
私立高校生16,632人
 136人2816人884人12,796人
延構成比0.82%16.94%5.32%76.94%
熊本県の平均学費
(授業料+施設設備費)
(261,348円164,616円)
 合計425,964円
初年度納付金536,202円
施設設備代164,616円164,616円164,616円343,602円417,402円
入学金110,238円入学金無償入学金無償
授業料261,348円全額補助・支援全額補助・支援
 県補助金
就学支援金
23,748
237,600
23,748
237,600
14,400
178,200

118,800

教育に公平を!公教育は公費で!

~学費を心配せずに 行きたい学校で学べるように!~

こんなに違う私学と公立の学費負担!(年収350万以上の家庭) 

 

熊本県の公・私立高校の学費の平均額(2009年度) 

2009年度私立高校公立高校私/公
授業料261,348118,8002.20倍
施設設備費164,6160 
入学金110,2385,65019.52倍
初年度納付金(A)536,202124,4504.31倍

熊本県の公・私立高校の学費の平均額(2010年度)

2010年度私立高校公立高校私/公
就学支援金一律(B)118,800118,800 
今年度保護者負担(A-B)417,4025,65073.88倍

公・私の格差はなんと 73.88倍 !(年収350万以上の家庭)

学費格差がなくなれば・・・学校選択の自由が広がります「本当は私学に行きたいけど、お金がないから」と家計を気にしての学校選択をしなくてすみます。

 

私学の学費についての父母の声「私立学校の学費について」

公私格差はせめて2倍程度に:44.2%

公私格差を無くして欲しい:31.1%

公私共に無償にすべき: 6.4%  

 

私学助成を増やして公私間の教育格差をなくそう!

~熊本県で高校生の3割が、熊本市では5割の生徒が私立高校に通っています。~

しかし学費が払えず学校をやめていく高校生が・・・

学費の保護者負担軽減と公私格差を解消することが急務、その為の署名活動も行っています。明治21年、私立学校の運営に県費を充てるという日本最初(?)の私学助成を行った輝かしい歴史を持つ熊本県です。現在の熊本でも、私学助成を増やし、公私間の格差をなくすことは不可能なことではありません。皆さまのご協力をお願いします。